塩水選
更新が遅れました!!
ごめんなさい。
令和4年産米の種籾が届き、作業を始めています。
種籾が届いてまずやること!!
ネズミホイホイを周りに置き、食べられないように、触られないように対策。
そして、「塩水選」を行います。
「塩水選」とは、良質な種籾とそうでない種籾とを選別する方法です。
「塩水選」名前の通り、一定の濃度に設定した塩水に種籾を入れて、浮いてくる比重の低い種籾を除去します。
浮いてくる籾は、虫喰いや病気のものであることが多いからです。
毎年、約1割の種籾がここで減ってしまいます。
数年前、あまりのマンパワー不足で、この塩水選を省略してしまいました。
すると、育苗時に、バカ苗(うまく育たない苗)がたくさん出ました。
一つ一つの工程の大切さを学びました。
塩水選が終わると、重さを計り、袋に入れます。
ここで、しっかり口をくくっておくこと、大切になってきます。
しっかり、重さを図っておくこと、大切です。
袋に入れた種籾は、平型乾燥機に入れて乾かします。
(この乾燥機は、8年ほど前に、農業をリタイアする近所のおじいちゃんから譲り受けたものです。大切にしています。大活躍しています。これからも大切にします。)
あれ、袋の色、違うやん!!
うちは、個人販売用のお米、コシヒカリの他にも、みずかがみや、夢ごこち、滋賀羽二重糯、飼料用米を作ります。
種籾が混ざってしまわないように、
種籾を取り間違えないように、
種籾を触り始める段階で、色分けをして、仕訳けます。
(「みずかがみ」がやたらと多く、「コシヒカリ」が少しに見えますが、作業途中で撮影したためです。)
この単純な作業、
体力はそれほど使いませんが、
2月末~3月上旬に毎年行います。
冷たい水を使います。
だから、とっても寒いんです。
鼻水ちょちょぎれます。
それでも、とっても大事な工程だということを知っているので、
頑張ります。
残りの塩水選も頑張ります。
また、次の工程もありますので、随時報告します。