獣害との戦い
晴れ間を見ては、稲刈りを進めています。
山間地で作るお米は、水が冷たくミネラルが豊富で、うまみが凝縮されていて美味しいと言われています。
一方で、田んぼの真横が山や竹藪。
木の枝が稲穂の上に落ちていたり、土手から竹が生えてきたりと苦労も多いです。
また、電気柵を破り、イノシシやシカなどの獣も入ってきます。
特にイノシシが入ると、あっちこっちに踏み倒してあるので、稲刈りも大変。あやうくコンバインも詰まりそうになります。
一生懸命作ったのに~くっそ~育て方教えてあげるから自分たちでも栽培始めたらどうや~
毎年毎年同じように思います。
そんな時、子どもたちが夢中で観ている、ジブリ「もののけ姫」が頭をよぎります。
イノシシやシカが、山からこうして下りてきてしまっているのは人間たちのせいかもしれない、異常気象の影響を受けているのかもしれない。
共存する、という域にまで考えは及ばず、寛大にはなれない農家の一人やけれど、もう少し余裕をもって米作りできるようになりたいな、と思います。